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丸投げのディレクションはアリ?ディレクターの仕事で大切なこと2つ。

僕はディレクターとして動いていた時期があり、今ではあまりディレクターとしての動きはやっていません。

ただ、最近ディレクターとして動き始めた方や、様々なプロジェクトの進行状況などを見ていて、これはディレクションで大切なことだなぁと改めて考えることがあったので、書いておきたいと思います。

僕もまだまだ未熟なので、足りない部分もあるかと思いますが、いつも心がけていることなので、人に何かを依頼する方やプロジェクトを進行させている方など、きっと参考になるのではないかと思います。

ディレクターの仕事で大切なこと(1) 自分が単に楽するためだけにディレクションをするわけではない

「お前は何もするな!」

まだまだディレクションのことを全くわかってなかったことに、叱咤された記憶があります。
器用貧乏的に色々とできてしまうので、「どうしても自分がやったほうがはやい!」と自ら手をかけてしまうことが多かったです。
これは良かれと思って当時はやっていましたが、結局みんなのためにならないのですね。

それから、自分では何もやらない!と決めました。
一見、仕事が楽になるな、と思われがちですが、自分は何もやらないことから生まれる感情や、忍耐、そして今まで見えなかった視点など様々なことが、新たに自分の身に降り掛かってくるのです。

作り手はどうしたいか?
しかしながら、アウトプットはどこに着地させるべきか?

単に、自分のやりたいようにガチガチに固めて指示をすることも一つのディレクションだとは思います。
ただ、僕はそれでは”私のアウトプット”ができるだけで”みんなのアウトプット”にはならないと考えます。

ディレクターの仕事で大切なこと(2) 制作者ができるだけストレスなくのびのびと制作ができる導きを

デザイナー、プログラマーをはじめとした制作者がある程度ゆとりをもって取り組めるように。
そういう考え方が、よいアウトプットへと繋がるはずだと思います。

・理解できない。
・どこまでやっていいかわからない。
・どうせやり直しがある気がする。
・信用出来ない。

制作者がこのような感情を抱いてしまったら、、いいアウトプットは出にくいでしょう。
そしてクライアント様、もしくは上司に対しても、不安を感じさせないようにしっかりとアンテナを貼る。
デザイナー、プログラマーが見えない所で、しっかりと動くことが大切です。

まとめ だからこそ、ディレクションで思うこと

このようなことから、仕事のディレクションって何気ないやりとりでも、慣れていない人は大切なことが抜けてたりするし、逆に慣れている人は、ただ横流ししているようで、根回しはしっかりできてる。この差は大きい。

だから、進行のスムーズさが全く違います。
大切なことが抜けると、手戻り作業、予想外の修正、ひどい場合は完全にやり直しなど、取り返しのつかない事態が発生します。

自分だけが知っていること、伝えないといけないこと、しっかりと取捨選択してデザイナー、プログラマーとの信頼関係、そしてクライアント様との信頼関係を構築していきたいものですね。

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