1. HOME
  2. ブログ
  3. ココロザシの考え方
  4. ディレクターや管理職になったら知りたい。人に任せる方法と大切な姿勢

BLOG

ブログ

ココロザシの考え方

ディレクターや管理職になったら知りたい。人に任せる方法と大切な姿勢

以前はどっぷりとデザインをしていた時代がありましたし、自分の営業、自分の企画・デザイン、自分のコーディングだけでお金を稼いでいる時がありました。

今では当たり前のように、「人に任せて自分ではもうデザインしません」と言い切りますが、ここに来るまでに相当苦労をしたことを覚えています。
最初からデザインを知らずに「人に任せる」今の立ち位置に立つほうがよっぽど楽だったのではないかと思います。

誰しもに当てはまるわけではありませんし、もちろんデザインをし続けることを選択することが正解である人もいると思います。

私の場合はプライドを捨て「自分でやらない」ことで、間違いなく得られたことが多かったので、どうやってプライドを捨て「人に任せる」ことで喜びを得たのか?あえてこのタイミングで書いてみたいと思います。

私と同じような立ち位置に立ちたい人には、例えデザインとは関係がない人でも、「自分が専門にしていたことを捨てる」という視点で参考になるのではないかと思います。

プライドを捨て「自分でやらない」ことは苦しく。たやすいことではない。

例えばデザインで話をすると、デザインが好きな人ほど、自分で何かをすることが好きな人ほど、そのことを捨てるって本当に大変なことです。
「や~めた!」の一言で終われるならどれぐらいラクなことでしょう!!

「自分がデザインすることを捨てる」ということは、今まで自分がしていたデザインを他の人、もしくは業者にお願いするということ。

これがどういうことか?わかるでしょうか?

プライドを捨てる

自分は自分のデザインにプライドを持っていました。
誰にも負けたくなかったので、人よりも多くの案件をこなしスキルアップしてきました。
もちろん今でもそれは大いに役に立っています。

しかしながら、現場としてメインにデザインに携わることはもうやっていないのです。
どうしても急ぎの時にサポートする場合はありますが、ベースのデザインは他のデザイナーさんのものを使います。

これは自分が今まで持っていたプライドを捨てるということになります。
そうしてでも目指すものが私にはあったから、その道を選んだのです!

これは本当に苦しいことです。
自分の好きだったことをあえて「捨てる」のですから。

「自分でやらない」と自分の思うようなものがでてこない。

デザインを人にお願いする、業者にお願いするとどうなるでしょうか?

当たり前のことですが、自分の思い描いていた通りのデザインなど上がってきません。

もちろんこれをもとに絶対に自分が思い描いたデザインの方向性に完璧に持って行くことも可能です。
それを信念としてやっている人もいるはずです。

ただ、私としてはそこを目指してはいなかったのでその方法は取りませんでした。
これが本当に苦しい時間でした!

「自分でやらない」ことで大きな苦しみを乗り越え、信頼の大切さが見えてくる

「自分で手を出したい!自分ならこうするのに!」
できあがってくるデザインを見て、四苦八苦する日々が続きました!
もちろん、おおっ!と思えるようなデザインが上がってきたり、なるほど!こういう方向性できたか!というようなデザインが上がってくることもありますが、まあ稀なことです。

意図は伝わっていないし、スピードも遅いし、タイミングも悪いし、クオリティは低いし、しかもお金を払ってるのに!!
なんて今では考えられないようなことを考えたりした時期もありました。
自分でやったほうが早いし、クオリティ高いものができる!と結局自分でやってしまうことも多々ありました。

それに対してサラリーマン時代もよく叱られました。今思えばありがたいことでした。

しかしながら、その苦しみの中で自分も悩みぬいて一つ大きく変わったことがありました。

相手を尊重し、「一緒に」作り上げていく姿勢の大切さ

「一緒に」という視点が私の中で目覚めました!

その時に確実に自分のあり方、一緒にやるデザイナーの意識も変わったと感じています。
これは私が「ココロザシ」をやっている一番大切にしている考え方。

「同じココロザシで志事をさせていただく」
という考え方です。

大切なのは単なるデザインのクオリティとか方向性とかテクニックなんかではなく、この「一緒に」「同じココロザシ」というスタンスなんだと!
これに気がついてからは明らかに状況は好転しています。

一緒にやっている人たちのレベルはクオリティ含め、意識は間違いなくあがり、ずっと一緒にやっていきたいと思える人たちばかりです。

「すべては自分の心のあり方にあった」ということですね。

苦しみを乗り越え単なる依頼ではなく、一つ一つの依頼がお互いの成長そのものになる

今では、お願いするデザイン、そしてデザイン以外の仕事でも、一つ一つの依頼が、私にとっても成長になるし依頼される人にとっても成長になれるように意識しています。

だからこそ、単にこの人空いてるからこの人にお願いしよう!とかこの人はスキルが高いから、小回りがきくからだけでその人を選ぶとか、なんて浅い依頼の仕方は私はもうしていません。
できるかぎり将来にわたって一人一人が少しでも成長できることを意識して、依頼もチョイスしています。

全く効率的ではありませんし、泥臭く、これが正しいかどうかなんてわかりませんが、私はこのやり方が一番フィットしています。細く永く考えていきたい。

それを実現するために「好きなデザインを捨てる」ことを選択したわけですから。

そして今ではココロザシに依頼をいただくクライアントさまにとっても、そのような視点になるように意識して取り組んでいきたいと考えています。

私にできることは今はそれしかないのですが、それが最大の大切なことだと信じて。
まだまだ未熟ですが、伝えていきたいと思います。

Pocket
LINEで送る